医療用ロボット

直径8mmの高精度関節機構(立体カム機構)

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特徴と原理

本機構は三次元的に構成された2つのカム面を有するカムと,それぞれのカム面に接する2つのフォロアから構成されている関節機構である.これらのフォロアアームがカム面と常に2箇所で接触しながら運動するため,理論上のバックラッシュはゼロである.これにより,高精度で位置決めを行うことができる。

さらに,設計時に入出力の角度関係を任意に設定することができ,可逆駆動性も備えている.

 

 

今後の展望

今後の展望として現在,本機構は内視鏡に応用することを考えているため,本機構の小径化について取り組んでいる。現在の本機構の直径はφ12[mm]であるがφ5[mm]を目指している。

 

 

 

 

発表文献