芋煮会

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皆さん,こんにちは。高橋です。

 

今日は,毎年恒例の研究室合同芋煮会の日でした。福島市内を流れる荒川の河川敷で,いも煮を楽しみました。

 

ところでこの「芋煮会」ですが,東北地方特有の習慣です。秋になると,河川敷に研究室で繰り出して,「トン汁」のような鍋料理を作って楽しみます。私は関東地方の出身ですが,既に東北に根を下ろして30年以上経ち,秋にこれをやらないと冬を迎えられない体質になっています。

 

ただ,若い人は「トン汁」だけでは淋しいので,いわゆる,バーベキュー大会になるのが通例です。今年の高橋研究室のメニューは,焼肉,さんま,ホタテ,玉ねぎ,ウィンナーでした。

 

最初の仕事は,河原に散らばっている石を積み上げてかまどを作ることです。そこに薪を入れて火をつけ,調理開始です。最近の若い人たちは,薪に火をつけるのがなかなかできない人もいます。また,かまどを風の向きなどを考慮に入れたり鍋の大きさに合わせたりして,適切に作るのも結構コツが要り,なかなか“芋煮”ができないこともあります。今年の高橋研究室の学生たちは,このあたりは結構上手にできたようです。

 

研究室毎にメニューが違いますので,それぞれを渡り歩いて,いろいろなものを食するのも楽しいですね。ちなみに,鍋の味も,入っている具や作るときの手順の違いでいろいろな味ができるので,これもまた楽しいです。

 

関東地方等に就職した学生が,現地でこれをやろうとトライしても定着させるのは難しいみたいです。ちなみに,今日がたぶん今 年の芋煮会シーズンの最終日ではないかと思います。河原は,長さ数百メートルありますが,一杯でした。来週は,もうかなり寒いでしょう。