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高橋研究室(メカトロニクス研究室)のホームページへようこそ。

 

「実際に動くロボット」を開発することを基盤とした研究活動を展開しています。高度な医療を支援するロボット,少子高齢化のなかで人の生活を支援するロボット,環境調査を行うロボット等が主要な開発目標としているロボットです。また,筋肉など人が持つ優秀な機能をロボットシステムの一部として組み込むことも「実際に役に立つロボット」を開発するためには有用な考え方です。さらに,これらのロボットが必要とするメカニズムなどの新しい要素技術開発や,ロボットシステムの構築に役立てるための人の機能そのものの研究も,重要なテーマです。

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日本ロボット学会論文賞受賞

img 0392一般社団法人日本ロボット学会より,第25回論文賞を受賞しました。この研究は福島大学に異動してから開始した研究であり,とても嬉しく思います。メカニズムの試作は,磐梯町にある株式会社アトムです。

同社の秦泰延社長との出会いに感謝します。なお,ここで開発した立体カム機構は,ロボットハンドに限らずいろいろな“関節機構”に応用が可能です。現在,細径の内視鏡用の小型マニピュレータに応用する研究を行っています。

 

受賞論文

安沢孝太・佐々木裕之・鄭聖熹・高橋隆行,低バックラッシュ立体カム機構を用いたロボットハンドの開発~軽量ロボットハンドの試作と関節機構の評価~,日本ロボット学会誌,第28巻,第7号,pp.889-896,2010.