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高橋研究室(メカトロニクス研究室)のホームページへようこそ。

 

「実際に動くロボット」を開発することを基盤とした研究活動を展開しています。高度な医療を支援するロボット,少子高齢化のなかで人の生活を支援するロボット,環境調査を行うロボット等が主要な開発目標としているロボットです。また,筋肉など人が持つ優秀な機能をロボットシステムの一部として組み込むことも「実際に役に立つロボット」を開発するためには有用な考え方です。さらに,これらのロボットが必要とするメカニズムなどの新しい要素技術開発や,ロボットシステムの構築に役立てるための人の機能そのものの研究も,重要なテーマです。

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FA財団論文賞を受賞

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平成27年度FA財団論文賞を受賞しました。鶴岡高専の佐々木裕之先生と共同で研究を進めてきた,バックラッシュの極めて小さな減速機に関する論文が評価され,とても嬉しく思います。この減速機は,これとは別に研究を進めている立体カム機構(バックラッシュの極めて小さな関節機構)とともに,人支援ロボットのための小型軽量なハンドを作りたい,ということで開発が始まったものです。

 

本減速機は,小型で大きな伝動力を得られることから,広い産業分野で応用できると考えています。今年の4月には,これら2つの機構を事業化するために,株式会社ミューラボ(福島大学発ベンチャー)も立ち上げました。この機構を使って,新たな精密小型メカトロニクス機器の分野を切り開きたいと考えています。

 

受賞論文

佐々木裕之・増山知也・高橋隆行,低バックラッシュなクラウン減速機構の開発と評価,日本ロボット学会誌,vol.31,no.9,pp.887-895,2013.