第37回知能ロボットコンテスト2025

皆さんこんにちは!
高橋研B4の室越です

ついにやってきました知能ロボコン本番です。といっても、もう1か月前になってしまいました。
時の流れは速いものですねえ。
今年の知能ロボコンは6月14日15日の二日間にわたって開催されました。
今年はかなりのチームが参加したようで、会場に入ると異様な空気が流れていました。

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私たち高橋研究室からはチーム名「AYUMIN」としてB4の3人が出場しました。
今回のロボコンでは一次予選、二次予選を勝ち進み、決勝へと進むことができました!
しかし、途中途中で様々なアクシデントがあったので一緒に見ていきましょう。
ロボコン前日です!
私たちはロボコンの会場設営を行ったのち、一次予選のため旅館でロボットの調整を行いました!

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一次予選でどうなるのかも知らないでのんきですねえこの人たち。
さて調整も終わって、いよいよ一次予選です!
結果はどうだったのか見ていきましょう!

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一次予選の結果は50点満点中32点でした!
あれ?意外といいじゃんと思ったそこのあなた!確かに点数は意外といいんです。
しかし、明確な良くない点がありました。
それは、壁をボールと判断してしまい機体が壁に激突してしまったのです。
いままでの本番を想定した練習では起こらなかったバグなのでこれには焦りましたねえ。
ロボコンの魔物はやはりいるみたいです。
さて一日目の夜も調整をしましょう。
このバグは競技において時間もかかるし、ボールも取れないので一刻も早く解決する必要がありますからね。

どこほっつき歩いてんねん

と思ったらこの人たち、どこをほっつき歩いているんでしょうか。
明日は本番ですよ!ほんとに大丈夫なんですか、と言いたくなるような写真です。
さて調整に調整を重ね、調整を重ねていたら夜が明けて、二次予選の時間になってしまいました。
二次予選の結果はどうだったのか見ていきましょう!

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二次予選の結果は50点満点中35点でした!
んー、何とも言えない点数してますねえ。
実は、二次予選においても壁にぶつかるバグが発生してしまいました。
ほーら見ろ、変なとこ歩いてるからですよとあの時の自分に言い聞かせたいですねえ。
どことなく藤原さんも神妙な顔つきをしています。
しかし、無事決勝に上がることができました!
本当に良かったです。
ちなみに、今回のロボコンでは高橋研究室OBの伊東さん、中田さんに応援に来ていただきました!
本当にありがとうございました!

いろんな人からのお土産

これはいろんな人からいただいた食べ物などです!皆様本当にありがとうございました!
私たちの机だけ、食べ物だらけで少し恥ずかしかったのはここだけの話です。
さて本題に戻しましょう。
二次予選と決勝の間では、かなり時間が空くのでかなりの調整を行いました!
実は二次予選と決勝では競技の肝となるボールを探すプログラミングをかなり変更しました!
これが吉と出るか凶と出るか。
さあ決勝を見ていきましょう!

決勝
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なんと!私たちは決勝にて競技点50点満点を取ることができました!
直前に変更したプログラムが功を奏したようです。
いままで研究室で頑張ってきた努力がちゃんと報われたようで本当にうれしかったです!
しかし、興奮も冷めやらぬまま私たちの競技が終わり、次の2チームの競技が始まったのですが、
この2チームもかなりの好成績を残したのです。
「立体駐車場」が50点、「CR牛」が47点をたたき出しました!
これは審査点がかなり大事になってきそうです。
さて全チームの競技が終了し、閉会式が始まりました!
厳かな感じで始まり、いよいよ運命の結果発表です!

祈り

結果はこのようになりました!
決勝で47点を取った「CR牛」が合計点86.25点、
決勝で私たちと同じく50点を取った「立体駐車場」が合計点93点、
そして私たち「AYUMIN」は...........88.75点でした!
惜しくも審査点の差で準優勝でした!

表彰式2

いやー圧倒的に「立体駐車場」に負けてしまいました。くやしいいいい!
しかし、「立体駐車場」は競技点満点に加えて、残り時間を8分も残しての優勝でした。
「立体駐車場」半端ないって!1分30秒で全部取るとかできひんやん普通!
と言いたくなりますが、負けは負けなので潔く準優勝引っ提げて帰りましょう。

準優勝景品
3人

今回準優勝という結果を残すことができて本当に良かったです!!!
これはひとえに私たちを応援していただきました皆様、ロボコン運営の皆様、アドバイスをしていただいた先輩たち、
このような機会を与えていただきました高橋先生、そして一緒に頑張った歩夢、瑞穂のおかげです!
本当にありがとうございました!

追記
ちなみに私たちのロボット名「AYUMIN」なんですが、私たちの名前からとっています。
なんかエモそうに聞こえますがそんなこともありません。
だってAYU = AYUMUのAYU、MI= MIZUHOのMI、N = RENSHIのNなんですよ。
なんかひどくないですか。

執筆 室越 廉士

 

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