八幡製鐵所

120908.img 3287sみなさんこんにちは! 高橋です。今日はプライベートで,北九州市に来ています。研究室と直接は関係ありませんが,投稿しちゃいます。

 

昼過ぎに福岡空港でレンタカーを借りて,海沿いを北上しながらドライブしてきました。気温はそんなに高くないものの湿度が高く,ムシムシしていました。玄界灘の波は穏やかで,遠浅の海辺では,まだたくさんの人たちが最後の夏を楽しんでいました。

 

北九州市には,有名な八幡製鐵所があります。ドイツの技術を導入して,1901年に操業を開始した日本で二番目の官営の製鉄所です。操業開始当初はいろいろなトラブルがあってなかなか上手く鉄が作れなかったようですが,数度の改良を経て,日本の鉄の過半を生産するようになり,明治政府の富国強兵策を支えました。もちろん,鉄は今でも工業の礎ですが,近年では中国や韓国の安価な鉄に押されてしまっていますね。

 

この写真は,北九州市の西側にある,高塔山公園展望台から撮影したものです。空は曇っていましたが,夕暮れ時のまあまあいい色が出てくれました。撮影時刻は19時少し前です。

 

本当はもっとライトアップされた工場を期待していたのですが,不景気なのか土曜日だからなのかはわかりませんが,光はおとなし目でした。ちょっと残念。